ノンフレーム工法

概要

ノンフレーム工法は樹木の伐採や法切を行わず、現況地山のままで施工するという斬新な発想から自然環境を損なうことなく斜面を安定させる工法です。

構造概要

補強材(ロックボルト)、支圧板、頭部連結材(ワイヤロープ)から構成されており、補強材(ロックボルト)による地山補強効果、支圧板による土塊の押さえ込み効果、頭部連結材(ワイヤーロープ)による引き止め効果により、複合的に斜面の安定を向上させます。

ノンフレーム工法の特徴

自然環境・景観を保全して斜面を災害から守る斜面安定工法

  • 樹木を生かし、現況斜面のまま施工するのが特徴。施工後も元々の景観・環境を維持でき、CO2削減や生物多様性にも貢献。
  • 斜面を改変せずに施工するので、樹木伐採や切土整形、植生工といった工程が不要で、工期短縮・コスト縮減が実現できる。
  • 厳しい現場条件でも適用できる(広い搬入路が不要・施工ヤードの制約が少ない)
  • 広島県の建設分野革新技術活用制度 効率化部門推奨技術(登録番号:2-05-049-3

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