概要
MJネットは、ASM(アンチサブマリン)ネットと呼ばれる高強度ネットと効率的にエネルギーを吸収するブレーキシステムによって、最大3000kJクラスの落石エネルギーに対応可能となった、超高エネルギー吸収型落石防護柵です。ASMネットとは、湾内に侵入する潜水艦を捕獲するために利用されていた高強度ネットで、現在ではヨーロッパを中心に世界中の国々で大規模落石用の防護施設に利用されています。
MJネットの特徴
最大3000kJの落石を捕捉する超高エネルギー吸収型落石防護柵
- 150kJ~3000kJまでの落石エネルギーに対応した最適なタイプを選ぶことが可能です。(積雪地域でも対応可能)
- 現場で製作する構造物が少なく施工が容易です。従来の落石防護柵のように、斜面上でのコンクリート基礎を必要としません。
- 自然と調和した景観を損なわないスリムな形状です。景観と融合した構造は人々を威圧することなく山岳地域の安全を大きく高めます。