落石予防工(巨大岩塊固定工)
落石予防工
斜面上の浮石、転石が落下しないよう安定化抑制させるのを目的とします。
直接発生源に対して実施します。
ロープ掛工
浮石や転石が滑動や転落しないように格子状にしたワイヤーロープを用いて直接覆ったり、掛けたりして斜面上に固定させます。またロープ間より抜け落ちが予測される場合には、金網を併用します。
接着工・根固工
接着工は、落石崩壊危険個所での剥離型の場合に接着剤を用いて防止します。
根固工は、斜面上で除去できない浮石に対して支えとして石積工をつくり、これにより浮石の基部を固定します。これらともに景観を損なわないことより観光地等の景観保全地域にて多く実施されます。
巨大岩塊固定工法
今まで数トンが限界とされてきた落石予防工法ですが、従来の数十倍以上の1,000t以上の岩塊落下、岩盤の崩落の防止を実現しました。
- 1,000t以上の岩塊に対応できます。
- 部材と機械が軽量なので、施工が容易で工期も短い。
- 立木の伐採、斜面整形は必要なく自然を大切にします。
- 国土交通省NETIS登録番号 HR-040014-V(NETIS掲載期間終了技術)